上から目線
春の彼岸の季節になって青山墓地もお参りラッシュになってきました。
中日になったらもっと混むんでしょうね。
車の駐車でもめていたおじさんがいた。誘導員に「もう少し前に移動してくれませんか?もう一台は入れるのですよ。」と言われたことに猛烈に文句行っていた。「地面に書いたしきりがおかしいだろ!」と。
きっとこの人は奥さんにも、子供にも、職場でも、どこでも高圧的で人を見下している人なんでしょう。誘導員のおじさんに言われたことが何よりも悔しかったのかどうかわかりませんが、少し移動すると車がもう1台駐車できるという道理を理解しようとしないそのかたくなな頭に、この人の周りで暮らしている人の不幸を感じます。
そんなおじさんのご先祖様はどんな気分で一部始終を聴いていたでしょうかね。
サービス業の人には高圧的に文句をいって当たり前、という人が多いような気がします。彼らの仕事は決してクリエィティブではなく単純な作業の繰り返しの様に思えますが、お客さんとのやり取り自体は実は裁量が問われるとても能力を発揮できる分野だったりします。
むしろ盛んに言われている「ホスピタリティ」を表現するエッジで働いている人たちであってむしろこれからより重要な役割になると思います。
もちろん適当にやってるサービス業の人も多いですが、あの誘導員のおじさんはそれほど失礼な対応ではなかったと思います。噛み付いていたおっさんは自分の働いている会社でサービスを担当している人のことも上から目線でみているんでしょうね。
とくだらないことを妄想してしまった春の1日だった。